草食男子の次は「美白男子」とは・・・

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「美白めざす男性急増中」化粧クリーム、日傘が人気」という記事タイトルを見て、「はぁ？」と思ったのは小生だけだろうか？？

私たちが若い頃は、小麦色に焼けた肌が憧れだった。

しかし、今は白く輝く肌が憧れになっているらしいのだ。

都内の大学に通っていた頃は、時間があれば上半身裸になって公園の芝に寝っころがっていたものだが・・・
時代は変わったものだ。

確かに、日焼けした肌は年をとるにつれてシミとなっていくのは分かるし、紫外線のあてすぎはガンの原因にもなりかねないののも分かるのだが・・・

と、ろくに記事の内容も見ずに勝手に若者のひ弱さを憂いでいたのだが・・・

実は、数年前から40歳から50歳の男性を中心にシミ取り化粧品が売れているとのことである。

若者がマーケットの中心かと思っていたが、シミとり化粧品の中心は私と同じ年代である。

若いときに日焼けしたできたシミを気にしている男性が多いというのだ。

確かに、自分の顔を鏡でみるとシミが目立ち、決して綺麗な肌とは言いがたい。このシミが少しでも無くなったら・・・そう思う時もあることは確かである。

最近は50代とは言え、若く感じる男性は多いし、当然、いつまでも素敵な男性と思われたいのである。

自分に置き換えても、確かにシミとり化粧品は魅力的かもしれない・・・

ところが、シミとり化粧品に負けずに売れているのが、男性用の美白化粧品だというのだ。

白く透明感のある肌を求める若者が、この数年で何倍にも増えているらしい。

更には、男性用の日傘の売れ行きも好調らしい。

女性が日傘をさす姿はごく当たり前の姿だが、男性が日傘をさして歩いている姿は、想像しがたいものである。

大手百貨店では男性用日傘の専用コーナーを設けたところ、売り上げが2割りも伸びたらしい。

草食男子が増え、ファミレスでアルコール無しの合コンが盛況、車を持つことに全く興味を示さない・・・

何一つ悪いことをしている訳ではないし、美白自体を否定している訳でもないのだが、なぜか情けなく感じてしまったのは、古い人間ということなのだろうか・・・

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