清原氏が離婚【父親として野球人としての行方】

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野球界の元番長こと清原和博氏（47歳）が亜希夫人との離婚を発表した。

ここ数カ月間は各媒体でも「清原氏の離婚」について頻繁に報じられていたので、「とうとう離婚か」という感じだった。

既に今年の3月からは別居を開始していたことを考えれば、亜希夫人はこの時点で離婚を決意していたのだろう。

更に、それを裏付ける話しとして、この数カ月は弁護士事務所に足を運ぶ姿が頻繁に目撃されていることからも理解できる。
離婚に際しての親権の問題や慰謝料、養育費等の相談をしていたということになる。

清原氏も野球選手時代は年間50臆を稼いでいたとも言われたが、いまではその収入も激減しているのは明らかで、この離婚でも慰謝料なしを条件に合意したというウワサもある。

養育費等についても、夫人が望むものとは大きく離れているのかもしれない。それでも一刻も早く離婚をしたかったということだろう。

話は変わるが、私的には今回の離婚の原因や条件には全く興味がない。

それよりも、「清原和博という男が、今後どのような人生を歩むのか」が気になるところ。

清原の波乱万丈な野球人生はファンならずとも多くの人が知るところであり、また彼が偉大なスラッガーであった事も誰しもが認めるところである。

現役時代は、豪快に酒を飲み、後輩を面倒みる親分肌の男気あふれる選手だった。
豪快が魅力の清原、番長清原のファンは多かったはずである。勿論、私もそんな清原の大ファンだった。

そんな豪快さが魅力の清原だが、故障が続き、成績不振にあえいだ時期は我々一般人には図り知ることのできない苦悩との戦いだったと思う。

そういった意味では、確かに同情もするが・・・

しかし、野球選手を引退後の彼は、本当に野球人として「野球界で飯を食う」覚悟があったのか、疑問を持ってしまうのは私だけだろうか。

薬物疑惑をはじめとして、いろんな疑惑やウワサが出てしまうような生活をしていたのは、清原氏本人である。

野球人としての自覚が足りなかったのではないだろうか。
キャラクター的には理解できるが、将来を見据えたうえで仕事を選んでいたとは思えない。

野球人として今後を生きる、その為の準備を疎かにしていなかっただろうか。

解説者としての勉強やコーチ、監督を目指す為の努力を真剣にしていたとは思えないのである。

クラブのママとの不倫騒動の時、亜希夫人は「離婚はありません」ときっぱりと言っていた。
それでも、離婚を決意したのは、清原氏の今後に対する甘さ、そんな父親としての姿勢に三行半を突き付けたのだろう。

私は、清原和博氏のファンの一人として、「父親として、そして野球人として、見事に復活を遂げる日」がくることを信じてやまない。

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